庭の アガパンサスの花が咲く頃♪

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梅雨の空 雨が パラパラ降り注ぐなか
東京国立博物館へ行ってきました。

……

正面入り口から 真っ先に 本館へと向かいます。

… と その前に 途中で ふと気になる 石像

朝鮮時代の王や両班の 墓を守る 文官と羊の
石像だそうです。

文官
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文官
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この後 朝鮮の歴史もめぐります。

… そして お目当ては、こちら^^

ほほえみの御仏(みほとけ)

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日韓国交正常化50周年

日本の奈良 中宮寺門跡 国宝 半跏思惟像 飛鳥時代7世紀
韓国 国立中央博物館 国宝78号 半跏思惟像 三国時代6世紀

朝鮮三国時代: 朝鮮半島から満州のあたり 高句麗・新羅・百済の三国
対立し勢いがあった時代


日本と 韓国の 半跏思惟像が 向かい合っていました。

とても平和を感じてきます。
長い長い歴史を経て 御仏同士 対話しているようです。

……

柔和なやさしい微笑み

2体の仏様は、右手を 頬に添え
何を思案しているのだろう?

ゆったりした佇まい
ほほえみながら 物思いにふける姿

こちらまで 顔 ほころび ゆるんでいきます。^^

日本の 半跏思惟像は、奈良県生駒郡斑鳩町 中宮寺
聖徳太子の母 穴穂部間人(あなほべのはしひと)皇后の
お姿を模して刻まれたと言われます。

仏教の伝来と共に 仏教の母国インドから 中国 朝鮮半島
そして日本へと 仏様のお姿も 少しずつ変化しながら

半跏思惟像のお姿は 人間の根本的な苦(生・老・病・死)を
思案し 深く瞑想 そして(迷走)しているお姿なのだそうです。

… 様々なこと思い 悩みめぐらすこと
あったのですね。

そして半跏思惟像は
インド ガンダーラでは、お釈迦さま
中国 朝鮮では、弥勒菩薩さまとなり
そして日本では、観音菩薩さまとなることも…

東洋の様々な歴史の流れには 興味津々^^
やはり身近に感じられてきます。

なぜ? 日本に生まれ この地で育まれ
そして ここにいるのだろう? ご縁

… 脈々と受け継がれてきた 歴史があります。

日本は、島国
日本人の祖先は、どこからどのように辿ってきたのだろう?

日本というこの列島から派生したのだろうか?
と疑問に持てば
けして単一民族では ないこと
歴史が教えてくれるはず …

… と いつの頃からか そのようなこと
深く深くで疼いています。

大陸続きの国々は、どれほどの 他国や 隣国との交流に
四苦八苦していたのだろう?

平和のための戦いが
どれだけ繰り広げられてきたのだろうと
歴史物語 ありのまま そのまま辿れば… 

涙あり そして笑いあり

そして 微笑みの 奥には?


写真撮影OKな仏様 他 たくさん?撮ってきて
せっかくなので、ブログにアップします。

やはり実物を 目の前で見るのが 一番感受しやすいです。^^

… つづく 



泣いて 笑って そして 微笑んで ♪ No.2  リンク追記